TAKAHIKO KANIWA(鹿庭 貴彦)
メンタルケア整体師・著者・セラピストプロデューサー
自身が小学3年まで、登校拒否をしており、朝になると熱が上がる、吐いてしまうなどの経験から8歳にして心とカラダのつながりに興味を持ち始める。
なぜ人は、緊張した時や怒りを感じた時、不安な時などに『両手を使いカラダに触れるのか』が気になり出し、やがてイムホテプの概念にたどり着き、感情と手当ての関係性を研究し、自身で『アクセスタッチ』というボディワークを開発する。
人の選択の中心となっている、目に見えない『無意識』を感じるための近道は、カラダの反応を受け取る感性を高めること、その重要性を日々発信中。
無意識を感じ取れるようになることで『自己対話』がその場でわかるようになり、自分が何を考え、何を思っているのかが明確になり、その結果、自分自身のことがもっとわかってくること。
自分の本音で生きたい!という方々をより増やしたいという思いで活動をしています。
〜エピソード〜
16歳の時、膝の痛みをかかえる祖母を改善させてあげたいと思ったことがキッカケで治療家の世界に興味を持ち
専門学校卒業後、柔道整復師の国家資格を取得し都内の整骨院に10年間勤務する。
4年後には院長に就任し、根本的に身体を改善させることを大切にし、関わってきたクライアントの数は延べ6万人以上。
しかし、整骨院や整体院などの数も増え続ける中で生き残りをかけて利益追及が進み組織内でのマニュアル化、統一化なども強化されクライアントの身体よりも利益を優先する風潮が強くなり
現場では
「お客さんをベルトコンベアに乗せたように…」
「いかに回数を多く来院させるか…」
「治したらお客さんが減る…」
などの言葉が増え続け違和感を感じるようになる。
スタッフの間でも「治すためにはどうしたらいいのか?」という言葉はひとつもなく
利益のために必要のない治療や来院頻度の提案をせざるおえない状態となり葛藤を繰り返す日々を送っていた。
〜人生を変える出会いにより新たなセラピスト人生がスタートする〜
そんな中、自身にとって人生を変えた出会いがあり
これをキッカケに人間の身体の可能性を自身の身体で体感し技術やマニュアルなどに頼った治療に限界を感じ
「セラピストの状態はすべてクライアントに反映する」という概念のもと、自分のあり方、自我を抑えることを学び
「治す治療」から「治る治療」へと変化し
コントロールからガイドするという観点のもと、クライアント自身の治る力を引き出すサポートをするため、2016年に現場を離れ、保険制度に縛れない国家資格を持った整体師として独立する。
独立後は、カウンセリングと施術を融合させ東洋医学と西洋医学の観点や量子力学などの要素も取り入れ、身体のみに限らず意識や感情面、エネルギーの流れといった状態の管理まで行なうことにより、クライアントの様々な悩みに応えられるようになった。
〜実績〜
クライアントの中には
親子問題の悩みからくる身体への緊張や難聴(なんちょう)や斜視(しゃし)の改善、50年来の腸癒着(ちょうゆちゃく)、自律神経失調症や不安障害からの解放。
スポーツ現場でのパフォーマンスアップなど様々な分野を対応している。
また、子供たちに向けて身体の使い方の指導や産後ママへの子育てサポートセミナーなども開催や自身の確立した施術スタイルを元にセラピスト育成にも現在は力を入れている。
〜ミッション〜
今までない、すべてはクライアントが良くなるためだけを考えた施術により『自身で気づき・感じ・良くなる』という概念のもと、心や身体の不調を解放させ治るキッカケを与え健康的な生活やより良い人生を送っていただくこと
また、健康情報に左右されない事実を伝え、多くのクライアントに人間の身体の可能性を体感していただき、それらを提供できる若い世代のセラピストを世の中に輩出させることをミッションとする。
〜パーソナル〜
趣味は音楽鑑賞(TECHNOMUSIC)、鉄道の旅、カフェ巡りをすること。
1日1冊の読書を大切にしている。
好きな言葉
「合縁奇縁」
「心に起こることはすべて身体に影響し、身体に起こることもまた心に影響する」
「いまに集中する!」