自律神経・ストレス

人間関係がうまくいかない〜ある特性の知ることで楽になる〜

こんばんは!自律神経・内臓専門整体師の鹿庭(かにわ)です!

 

身体の症状を抱える方の中で、特に慢性的な症状やどこか抜けきれない倦怠感(けんたいかん)などを抱えてしまう方の多くは「人間関係の悩み」や「仕事などでの過剰なストレス」を抱えている方が非常に多く、

 

当サロンに来られる方の中でも、とても多くの悩みのひとつである「人間関係がうまくいかない」ということについて今回は「ある特性がある」ということをお伝えしていきたいと思います。

 

中には当てはまる方もいるのではないかと思いますので、何かキッカケになればと思います。

このような悩みの方へ
  • 周りに合わせてしまいストレスをためてしまう方
  • 自分の本音がうまく伝えることができない方
  • いつも人間関係に悩んでいるように思う方
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1.他人の言動に過剰に反応してしまう

友人やご家族、職場の上司などの関係で、言葉や行動に対して過剰に反応してしまうといったような、他人からしたら大したことのないことであっても、当人からしたらものすごく過剰に気にしてしまう問題で悩んでしまい、

 

「もしかしたら精神的な病気なのではないか?」

 

と、気になってしまうこともあるのではないかと思います。

 

そして、そんな自分を改善させないといけないと思い、考え方を改善させようとしたり、無理にそんな自分を打ち消してしまおうとしたりして逆に苦しい思いもしてしまうこともあるかと思います。

 

 

2.生まれながらにしての特性も考えられる

物事を敏感に反応してしまい、人間関係などにも悩んでしまっている場合では、

そうなってしまった背景や環境を振り返っていくということも大切なのですが、生まれながらにしての「特性」ということも考えられます。

 

ここでは生れながらにある特性についてご紹介していきたいと思います。

 

2-1非常に感受性の強い性質

生まれながらにして、非常に感受性の強い性質を持っている人が実際には存在し、

それらの特性を「HSPHighly sensitive person(ハイリー センシティブ パーソン)」といい「高度な感覚処理感受性」とも言われています。(ウィキペディアより)

 

どのような特性なのかと言いますと、HSPの特性ではない人が持っている「感受性のアンテナ」が例えば10本だったとすると、この特性を持っている人のアンテナは1000本以上のアンテナを持っているそうです。

 

そのため約100倍以上の違いがあるということになります。

 

これは人によって様々で、1000本より多いアンテナを持っているものもあるそうです。

 

一見、

  • 神経質と思われてしまう
  • 考えすぎな性格
  • わかりにくい存在

と思われてしまうこともあり

 

当人もこの特性を理解していないと、生きにくいさを感じてしまい悩んでしまうこともあります。

 

 

2-2刺激を求める性質

逆に「刺激を求める性質」というのもあり、それを「HSSHigh Sensation Seeking(ハイ センセーション シーキング)」というものがあり、この性質の場合では

 

外向的で刺激を常に求め、飛び込んでしまうという性質があります。

 

常にアクセルが作動していて、反応したら行動しているといった性質で先にご紹介した「HSP」の特性とは真逆のものとなります。

 

 

2-3特性を理解していくことが大切

また、この2つの特性の両方を持っている性質もあるそうで、それらを「HSP・HSS」と呼ぶそうで感受性も高く刺激も求めてしまう性質で二極の面を持っている人は世界で約6%いるそうです。

 

このように特性というものが実際にある中で、物事や人間関係において過剰に反応してしまったり、

 

考えすぎて立ち止まってしまう場合ではまずはそういう特性があるということを理解していき、無理に反応してしまう自分を打ち消そうとしないことが大切となります。

 

 

3.病気としてとらえることで逆効果にもなってしまう

これらの特性は少し前までは、精神的な病気の中に含まれておりましたが、心理学の中では病気ではなく「ある種の特性」であることがわかったそうです。

 

つまり、病気ではないため治療を試みてもなかなか改善はされず、むしろ病気として捉え改善させようとすることで当人にとっては逆効果となってしまうこともあります。

 

簡単にいうとその人の性格にフタをするようなものとなってしまうため、当人からすれば苦しくなりストレスともなってしまうことになってしまいます。

 

 

4.それらの特性の活かし方

では、過剰に反応してしまう「HSP」という特性の活かし方についてです。

 

HSP特性の場合では、非常に感受性が高い性質であるため他の人より物事や人間関係においても様々なことを察知する感度が高いものでもあります。

 

そして、これらの特性を持っている方でしかできない役割というものも当然あります。

 

4-1動物にも同じような特性がある

これらの特性は何も人間だけでなく、動物にも存在します。

例えば、動物の群れがあったとします、その群れの中でHSPの特性を持っている動物では「敵を察知する能力が他の動物より長けている」ということです。

 

他の動物が数メートル先の気配しか感じられない場合、HSP特性の動物では数10キロ先の気配までしっかりと察知することができます。

 

それにより、敵からまぬがれることによりその群れは助かるということになります。

 

これは群れの中でそれぞれが特性を活かした役割をはたすことにより成り立っているものになります。

 

 

4-2人間でできる活かし方

このような特性を僕たち人間に置き換えてみましょう。

 

人間の場合では、場の雰囲気や人の雰囲気などを無意識に受け取りやすいために、この特性を活かすためには抱え込まずにフィードバックできる環境があることが大切となります。

 

まずは、身近に信頼できる友人や家族などにどんな些細なことでもその時、自分が感じたことや思ったことなどを鮮明にフォードバックしていくことです。

 

外に思いを出していくことを繰り返していくことで自分の思っている気持ちをうまく表現ができるようになっていき、それが自然となっていきます。

 

そうなることで、HSP特性の人でしか気付けない視点での意見ができるようになったり他の人たちに新たな気付きを与えるキッカケにもなっていきます。

 

そのためにはまず、そのような特性であるということを自分自身が受け止めていき、過剰に反応してしまう自分も無理に打ち消そうとしないことがとても大切になっていきます。

 

 

まとめ

今回は「人間関係がうまくいかない」という悩みについての特性を知ることでそれらをうまく活かしていくことについてお伝えしていきました。

 

すべてがこれらに当てはまるということではありませんが、最近ではこのような特性を持つ方も増えてきております。

 

そんなとき、無理にそんな自分を消してしまうのではなく活かし方を知ることで自分自身の存在をもっと楽に発揮することもできます。

 

どんなときに自分が反応してしまうのか、悩んでしまうのかなどを受け止めそれらをフィードバックできる環境も作ってみてください!

 

また、うまくそのような環境が作れない方や複雑な人間関係などでお悩みの方、その他お身体の不調などのお悩みなどありましたら気軽にご相談ください!

それぞれの方にあった解決方法をご提案させていただきます。

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ABOUT ME
鹿庭 貴彦
柔道整復師の国家資格を持つ自律神経・内臓専門整体師として、自律神経症状、不定愁訴、内臓症状、ホルモンバランス、慢性症状などを中心にクライアントの状態、思考、言葉などからも分析し一人ひとりにあった刺激の少ない施術を行なっています。